コンピレーション・アルバム「魂の響き ケルトの音楽」
キングレコードから発売しているコンピレーション・アルバムです。
アイルランドとイングランドとスコットランドの伝統的な音楽が集められてるので、ケルトを知らない人は入門用にどうぞ。
ボシーバンドやウルフストーン、シーリスとかの演奏も入ってます。
ひとつ問題なのは、このCDには超簡単な説明しか書いてない事かな。歌詞も入って無い…。
収録曲
<アイルランド>
1.The Kesh Jig / Give us a Drink of Water / The Flower
2.Do You Love An Apple
3.Frosty Morning
4.Thios Coin Na Tra(Down By The Shore)
5.Tommy’s Selection(hornpaipes)
6.Boil The Kettle Early(reel)
7.Plains Of Kildare
8.Martinmans Time / The Little Stack Of Wheat
<ノーサンバーランド(イングランド)>
9.Braian’s Jigs
<シェトランド(スコットランド)>
10.The Auld Resting Chair / Harry Tom / Miss Shepherd
<スコットランド>
11.Leannan A Bh’agam / ‘Sann An Ile / The Pinch Of Snuff
12.Tha Mi Tinn Leis A’ghaol(I Am Sick With Love)
13.The Gay Gordons
14.I Will Go
15.The Devil And The Farmer’s Wife
16.Reconciliaton
17.Auld Lang Syne
個人的感想
歌詞は無いし曲の解説も全然ないから困るな。でもケルトの雰囲気をつかむにはいいアルバムだなー。
軽快な曲だけじゃなくて、穏やかな曲もいっぱいあるから作業用BGMとしてもいいよ。
しかし4曲目と11曲目はゲール語で歌ってるから、何て言ってるか分からないじゃないか^^
でもいい曲だー。
1曲目はボシー・バンドのThe Kesh Jig(ケッシュ・ジグ)です。これは超有名な曲で、世界中で演奏されています。
アイリッシュ音楽教えてる所では「とりあえずKesh jig行っとく?」みたいなノリで、初心者に練習させる定番です^^
定番の曲集みたいなのにはかなりの高確率で入ってますね。
1.The Kesh Jig/Give us a Drink of Water/The Flower
最後の曲は日本の定番曲「蛍の光」の原曲です。
僕もケルトにハマってから知ったんだけど、蛍の光はもともとスコットランドの曲なんだよな。
このアルバム自体が1996年に出てるから、入ってる曲が録音されたのはそれ以前になる。曲が作られたのはさらにもっと昔だ。
なので現代のJ-POPとかROCKが好きな人は買うのやめとけ^^
たぶん合わないからさ。ケルトにも色々あるから別のCD買おう。
でもケルト音楽がどんなもんかっていうお試しに買う分には結構いいかも。
曲の内容が分からなくても、今はインターネットがあるから情報にはすぐにアクセスできる。
むしろ調べてる間にいろんな情報仕入れられて、ケルトに詳しくなるチャンスを僕たちに与えてくれているのではないか?
さすがやでキングレコードさん!