
独学で楽しむティンホイッスル
一人で練習していると、飽きてやめてしまう人は多い。
誰か回りにやっている人やケルト系音楽に興味がある人がいるなら、その人と一緒にやればきっと楽しく上達できると思うし、レッスンを受けれる環境があるなら、より早く成長できるチャンスが得られる。
しかし独学でも何とかなるんです!
かく言う僕も独学で、誰かに習った事は無い。
一緒にやる人もいないし、近くにレッスンやってる所もねぇ!
なんて言う状況でも大丈夫。現在はインターネットで大体の情報は集まるし、楽譜に音源、動画も豊富にあります。
ただ情報量が多いのはやはり海外のサイトなので、調べる事が困難な人も多いと思う。
そこで「独学のすすめ」では、一人での練習に少しでも役立ちそうな情報を集めて掲載していきたいと思います。
どう練習したらいいかわからない人や、ティンホイッスルを買ったばかりの初心者の人はまずこの「独学のすすめ」で、ティンホイッスルになれていこう!
というわけで今回は、最初にするべき事を確認していきます。
必要な物の準備
まず必要な物の確認から開始しよう。
1.ティンホイッスル
これは当たり前ですね。
しかし「ローホイッスルから始めてやりたいんですが、構いませんね!!」という方も存在している事でしょうが、もちろん構いません。
ローホイッスルはティンホイッスルと運指が同じなので、練習も同じです。でも必要な息の量も多いし、管体は大きい。楽器に慣れてない方や手の小さい方などは一瞬で挫折するかもしれませんよ。
2.音源
アイリッシュなどのケルト系伝統音楽は耳で覚える音楽です。なので音源が必要です。
好きな曲を聴きまくればいいんですが、最初はゆっくりした曲を選ぶ方がいいでしょう。
速すぎる曲は挫折の原因になります。
曲が手元に無い場合はYouTubeなどの動画サイトもチェックしてみてください。雰囲気もつかみやすいので動画はおすすめです。
上記2点である笛と音源があればだいたいなんとかなります。しかし楽譜や教本もありますので、必要に応じて使いましょう。
ただ、販売されている楽譜や教本はほぼ全てが海外の物です。
楽譜は言語とか関係ないけど、やはり教本は解説が読めないと困りますね。
日本で唯一の教本がありまして、ケルトの笛屋さんの店主 hatao 著「地球の音色ティン・ホイッスル編」が販売されています。2017年12月時点ではこれ以外存在していません。
3.目標
僕はFlookが大好きで、メンバーのブライアン・フィネガンを尊敬しています。
皆さんも好きな曲や尊敬するプレイヤーを探してください。
これはかなり大事な事で、こうなりたいという目標があればやる気も持続できます。
というわけで笛と音源と目標、この3つがあればもう準備はバッチリです。
ティンホイッスルの演奏方法を確認
それでは基本的な演奏方法を確認しましょう。
このページで持ち方や運指、どういったテクニックが存在しているのかをざっとでいいのでチェックしてください。
さっそく運指をチェックしながら、ティンホイッスルを吹いてみよう。
運指表に従い、全ての穴をふさいだ状態で一番下から指を離していけば、ドレミファソラシドです。伝統音楽標準のD管だとレミファソラシドレ。
♯(シャープ)だ♭(フラット)だのややこしいことは置いときましょう。後からで問題無し。
取り合えず、これさえ出来れば簡単な日本の童謡は吹けますね。
ケルト系音楽でも簡単な曲はすぐ吹けるようになりますよ!
最後に
さてさて、今回で準備は完了です。次回からは簡単な曲にチャレンジして行きましょう。
楽器の経験がほとんど無い人はすぐ指が疲れたりすると思いますが、無理せずに楽しく続けて行く事が大事。
練習は毎日やるのが一番いいです。でもまとまった時間が取れない人は、1日10分とかでもいいので吹いていれば指が動くようになって行きます。
笛を吹いていないときはケルト系の曲を聴いて、耳で覚えていきましょう。