Clarke社公式ページ(英語)・・・https://clarketinwhistle.com/
clarke(クラーク)はロバート・クラークにより創設されたイングランドにあるティンホイッスルの製造・販売を行う会社です。
1843年に最初の工場製ティンホイッスルを製作したメーカーであり、現在も製造を続けています。
クラーク製のティンホイッスルは、軽量で扱いやすく、長寿命です。また全シリーズで一枚のブリキを巻いて裏で接合しているので、大量生産品によくある当たり外れがほとんど無いのも特徴のひとつです。
さらに非常に低価格で入手できるので、初心者の方におすすめです。
楽器紹介
Sweetone(スウィートーン)
円錐形のブリキ製の管体とプラスチック製の頭部管で作られたホイッスルです。
カラーが豊富で ブラック・シルバー・ゴールド・グリーン・レッド・ブルー・ピンク があります。(2017年8月時点)
円錐形で指孔も小さく子供でも楽に抑えることができます。
2オクターブ目(高音)を出すのに強く吹かなくても、安定したピッチで演奏できますが、その反面低音は少しか細くなってしまいます。
音量が小さめなので他の楽器に埋もれてしまいがちです。人前での演奏には使いにくいかもしれません。マイクがあれば話は変わりますが…。
管体は塗装されているので錆びや腐食に強く、磨く必要はありません。メンテナンスも簡単です。
水で丸洗い可能だから超簡単!でも、水はちゃんと拭いてね!
薄いブリキの板を丸めて作られているので非常に軽く作られていますが、その分強度も低めなので取り扱いに若干注意してください。
Clarke Original(クラーク・オリジナル)
一体型の円錐管の吹き口に木のブロックを差し込んで作られており、オリジナルの名の通り元祖の形状です。
上述のSweetoneは流通量も多くすぐに手に入れることが出来ると思いますが、Originalは国内流通量が少なく手に入りにくいです。
Sweetoneなどと比べると息がかなり多目に必要です。
なので少し音に吐息が混じりますが、それがいい感じに働いてケルト音楽っぽさになっています。
ピッチも安定しており柔らかく優しい音色が様々な表情を見せてくれます。
僕的に結構重要ポイントかと思うのですが、吹いてるとき木の味がします^^
苦手な人は他の笛を買いましょう。
木のブロックが吹き口を形作っているので水に弱く、長年使っていると吹き口にたまった水分でブロックが腐食してとれてしまいます。
もちろん腐食防止の処理はしています。ちょっとやそっとでは腐食しませんが、もし長年使っていて腐食してしまった場合は買い換えましょう。
木のブロック部分が自作できればあるいは……。
ウィンドウェイ周りを改造すれば多少息の問題は解消すると思います(改造は自己責任で)
公式サイトでは化粧箱に入って売られています。Amazon などで買っても基本ついてくると思いますが、確認は忘れずにどうぞ。
Clarke Celtic (クラーク・ケルティック)
Sweetoneより若干値段が上がりますが、あまり違いは感じられません。
色は一色のみで、深緑色です。実際見てみると結構渋くていい感じです。
あと、化粧箱に入っているのでちょっと高級感がある……ぐらいか。
基本的にSweetoneと同じで高音域も楽に出せますしメンテナンスも楽です。箱に入っている点からプレゼントとかにオススメ。
ケルトに興味を持ってもらうためにも、プレゼントとして送り付けましょう!
公式サイトでは化粧箱に入って売られています。Amazon などで買っても基本ついてくると思いますが、確認は忘れずにどうぞ。