伝統音楽の道 第3回 「ケルトの中心で愛蘭土を叫ぶ」

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ケルトの中心で愛蘭土を叫ぶ

ケルト関係で常に中心に来る存在がある。

それがアイルランド(日本での漢字表記……愛蘭土だ!

今回はそんな「ケルト」を語る際に中心的存在となっている、アイルランドについてです。

 

ケルトの中のアイルランド

紀元前265年ごろにケルト人の渡来が始まったとされており、現在のアイルランドはケルト人の末裔とされています。

しかし遺伝学者たちの研究が進むにつれて、ケルト人の末裔では無いという説も浮上しており、かなり有力みたいです。(諸説あり

この研究による今後の状況しだいで今現在よく使われている「ケルト」はかなり変わってしまいます。結構な割合で消えるレベル。

 

もしそうなると、結構色々変わってくるよな。ケルトを前面に押し出してやってきたバンドとかもあるし、物や文化はどうなるんだろうか?

近年政治的な問題も絡んできているそうですよ。

 

……ややこしくなりそうだな。

 

アイルランド音楽

「ケルト」の研究がどうあれ、アイルランド音楽(アイリッシュ・ミュージック)が築き上げ、受け継がれてきた伝統には関係無い

歴史を重ね、すでに1つの音楽として確立してるからだ。

 

まぁ商業的に考えたら影響はあるだろうけど、アイリッシュ・ミュージック自体がすでに世界で人気があるから、急に衰退するなんてことも無いだろうし。

 

伝統音楽以外にもアイルランドから発信される音楽は多種多様で、世界的に有名な音楽家も多数いるんですよ。

例えば超有名なU2Westlife(ウェストライフ)、Enya(エンヤ)、The Corrs(ザ・コアーズ)、Celtic Woman(ケルティック・ウーマン)など、まだまだいますが割愛。

気になったら調べてみてくださいな。

 

で、現在広がっている「ケルト音楽」ではアイルランド伝統音楽が中心に来るし、数も多い。

スコットランドや他のケルト圏の国と共通する部分もあり、曲名や歌詞が違うだけで曲は同じものなどもある。

 

ケルトの中心アイルランド

「ケルト」に関する歴史的考察がどうあれ、やっぱりケルトを語る上ではアイルランドをほっとく事はできない。

 

仮にケルト民族の遺伝子がアイルランド人の中に見つからなくても、現時点でアイルランドはケルトの中心である事に変わりない。

文化だけは入って来た、っていう事もあるかもしれないしな。

きっとどこかで繋がってるはずだ。

 

ケルトの研究はこれから色々進むだろうけど、今はアイルランドを、そして「ケルト」を楽しんで行こう。

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